個人旅行でスペインへ行ってみた ⑧Day2-2 サグラダファミリアへその2

Before and After Thoughts on Sagrada Familia

一生に一度は訪れたいと思っていた場所だったので、待ちに待った瞬間です

まずは地下鉄から上がったらすぐに塔が見えました

緻密なデザイン

とにかくとんでもなく繊細で緻密なデザイン!これはたくさんの人が何百年もかけて作っただろうというのがよくわかりました

Sagrada Família

サグラダ・ファミリアを見る前に思っていたこと

内部の柱が「木をイメージしている」と事前に聞いていましたが、写真や映像で見た感じでは正直、内部の柱は木の根をイメージしたのでは?と勝手に想像していました

しかし、現実を見るとやはり木をイメージしているのが分かりました
上の方は木のように枝が広がっていて天井を支えています

ガウディは自然をよく観察して設計したのだと感じました

Sagrada Família

実際見て感動したステンドグラスの美しさ

入ってみると決して外側から見ても分からない、内部のステンドグラスの美しさがありました

滞在中は12時前後から長時間過ごしましたが、太陽光の角度を計算し、時間帯によってステンドグラスの色や雰囲気が変わるのがとても印象的でした
美しい内部を、ずっと眺めていたいと思うほどでした

たくさんの写真や映像で見てきたサグラダ・ファミリアでしたが、実際に訪れると、その感動は比べものになりませんでした

朝と夕方で全く異なり、朝は東側の窓から差し込む光で緑や青色を帯び、午後は西側の窓から差し込む光でオレンジや黄色に輝くようにできています

塔内は広い空洞になっていて、40m以上の太い柱が何本もあります

ステンドグラスには名前が一つ一つ書いてあり、教者の名前が書いてあるそうです
夜は建物がライトアップされ、入場しなくてもその外観を楽しむことができるようになっています

きっと冬と夏とではまた違う光の表現をするのでしょうね

人類が作る最高傑作

サグラダ・ファミリアは、長い年月をかけて世界中の人々の手によって建設されてきた、まさに人類の最高傑作だと感じました

設計者であるアントニ・ガウディは、「人間が作るものは自然を超えてはならない」という信念を持っていたため、完成予定の最も高い塔(イエス・キリストの塔)は、バルセロナのモンジュイックの丘(高さ約177メートル)より低い172.5メートルに設計されています

ちなみにガウディが亡くなった時、サグラダ・ファミリア全体の完成度はわずか15〜20%くらいだったそうです

内部はもちろん、外観の細部にまで施された細かい彫刻やメッセージにも圧倒されました
教会自体が聖書だというのは納得できます

ガウディの繊細なデザインや自然への敬意が感じられ、とても感動しました

もう一つ見て思ったこと

実は、もう一つ思ったことがあります。それは、太陽の塔です!
岡本太郎さんの太陽の塔を思い出したのです

<公式HPより>

太陽の塔は、1970年の大阪万博において、岡本太郎さんが制作した彫刻芸術のパビリオンとして公開されました
そのデザインはあまりにも斬新で、当時は評価が分かれたと言われています
「芸術は爆発だ!」という言葉で広く知られる岡本太郎さんの代表作ですね

外観は非常に有名ですが、万博終了後は内部に入ることができませんでした
しかし近年修復が行われ、2018年からは入場が可能になったそうです

太陽の塔の内部には、地上から天井へと伸びる「生命の樹」があり、その形状がサグラダ・ファミリアのデザインととても似ていると感じました

また、「生命の神秘」というテーマも、サグラダ・ファミリアと共通している点が多いように思えます

そこで調べてみると、岡本太郎さんはスペインを訪れたことがあるという事実を知りました
そのため、もしかすると、サグラダ・ファミリアを見て強い衝撃を受け、インスピレーションを得たのではないかと思いました

岡本太郎さんの太陽の塔とサグラダ・ファミリアの共通点を感じたことは、個人的にとても興味深い経験でした

太陽の塔がある万博記念公園は、大阪府吹田市にある千里万博公園内に位置しており、伊丹空港(ITM)からはモノレールで約40分ほどの距離です

ぜひ、いつか太陽の塔の訪れて内部をじっくりと見学してみたいと思っています

今後、世界中の多くのサグラダ・ファミリアファンの方々にも、太陽の塔が知られ、ますます有名になっていくと感じました

なお、こちらは現在開催中の大阪万博会場ではないので気を付けてくださいね

以上、サグラダ・ファミリア訪問記でした
少しでもこれから行く方の参考になれば嬉しいです!

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